*Rainy*

「もしかして、タサキさんの彼女ってシズクさんでした?」

「うん…。ミドリ君とは幼なじみだったから。」

「なんつーか、不思議ですね。
タサキさんの彼女って、クールビューティーって有名だったのに。その人が隣にいるとか…。」

「クールビューティーぶらなきゃいけなかったんだよ。…無意識だもん。今のほうがずっと素。」





そのあとも、カズタカ君に私の高校時代のいろんな話をしながらアルバムを全部見た。





「ねぇ、カズタカ君。」

「なんですか?」



パタン、とアルバムをとじる。

カズタカ君と視線がぶつかって、少し恥ずかしい。私はヒトの目を見るのが苦手なんだよね。





< 167 / 213 >

この作品をシェア

pagetop