君の隣で…
健兄ちゃんがまたずいっと近づいてくる


「わぁ、ごめんなさいっ」

それでも健兄ちゃんの動きは止まらない


「もう遅い。
覚悟しろよ?」


健兄ちゃんの低い声が響く


「美羽〜ご飯よ!!」


下からママの呼ぶ声が聞こえる


「ちっ…次は容赦しないからな?」


健兄ちゃんはあたしを残して先に行ってしまう


部屋にはあたしだけが残された


行かなきゃって思うのに力が入らない


ヤバイッ腰抜けた!?


必死に動いてベッドから降りようとするけどなかなか思うようにいかない


「美羽?」










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