君の隣で…
「もぅっ!!
健兄ちゃんのバカ!」


言ってから自分の失言に気づいてももう遅い


健兄ちゃんはニヤリと不敵に笑って一歩ずつゆっくりあたしに迫ってくる


「な、なんてね冗談だよ」


「次は覚悟しろって言ったよな?」


またあたしは少し下がるとすぐに壁に背中が当たる


顔の横には健兄ちゃんの手あたしの両手は頭の上にある


健兄ちゃんはダンボールを縛るためのすずらんテープを取り出す


「健兄ちゃん何するの?」


「ん?
これで邪魔な美羽の手を縛っちゃおうかなとか」


健兄ちゃんは片手で器用にすずらんテープを引っ張り出す










< 23 / 36 >

この作品をシェア

pagetop