2人の王子様☓お姫様
「あ‼そーだ。じゃあ優くん誘えばいいんじゃない?」


確かに優は皆と同じクラスになったこともあるし知ってる顔ばかり。


「じゃあ一応聞いてみるね」


「よろしく‼集合場所はカラオケ前の駅のとこね」


バイバイと言って萌ちゃんと高木君は先に帰った。
私も詩織ちゃんにバイバイって手を振ってから彰と一緒に教室をでた。


「優ー」


「紗和、彰遅かったね」


「担任がすげー話が長かったんだよ」

彰が少しキレ気味に言う。


「そうだ優‼今日暇?私と萌ちゃんと詩織ちゃんと彰と高木くんたちと遊ぶんだけど
優もどうかなって…」


「別に今日は特に予定もないし暇だよ」

彰のほうをみて良かったねっていったら

そーだなっていう微妙な返事が返ってきた。


「紗和あとで優と一緒に迎えに行く」

「分かった。またあとでね」


向かいに行くとはいってもお隣なのだけれど…

そこは突っ込まず家に帰った。

< 11 / 42 >

この作品をシェア

pagetop