学園Princess

VIP‐偉い人‐


♪ キーン コーン
カーン コーン♪
キーン♪ コーン
カーン コーン ♪


チャイムが鳴り響き
クラスの人達が
席に 着く。
私達も 話すのを 止め、
席に 着いた。



「ごきげんよう。」
女の 上品な 先生が
教室に入り
そう 挨拶した。

先生ゎ
「みなさんに 紹介
する方が
いらっしゃるわ。
夢丘さん。 」

カツカツ カツ____。

「皆さん ごきげんよう。 夢丘 姫乃 ですわ。
よろしく。 」

と 言いながら
上品に 会釈を
かわした。



今日、教室に入って
二度目の驚き…。
『はじめて 見た…。
…………。
本物だ…。 』

そう 小声で呟くと
後ろの席に座ってる、
ゆみが

「本当ー。
あたしも 驚き…。
てか 愛梨。
本当
くじ運 微妙ね。 」


私達が 驚いている
理由ゎ
目の前に
ドレス型の制服を
身にまとった 生徒。
つまり 夢丘さんが
立っているから。

ここの学園にゎ
3種類の
制服が ありながら
主流に なっているのゎ
セーラー&学ラン型。
そして
ブレザー型が
ちらほらと いるかんじ

なっている。


ドレス型の制服…。

着ている人ゎ
私達の 学年に
3人 いる と
聞いた。
と いうより
ドレス型制服 級の人ゎ
私達の 学年 以外
誰も いない。
つまり
私と 同じクラスの人が
もの すごい人物だと
いうことだ。

ドレス型制服級の人ゎ
扱われ方も
違う。
そのため 彼女ゎ
転校生のように
クラスに 紹介された。
【ここのクラスにいる】
と いうことを
みんなに
知らせ、
【注目されている】
ことを
自覚させるために。

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