恋愛中学生
「はやく!遅刻だし!」
慌ただしい朝だ。
「しっかりつかまれよ?飛ばすから♪」
すると優美亜はオレにギュッと抱き着いた。
バクン…ドキン…
ヤバい…可愛すぎ。
オレらは高速で自転車を走らせた。

朝練2分前。
ふぅ…何とか間に合った。チャリは近くの公園に止めた。
先生にバレちゃマズイし。
オレらはそれぞれの部活に行った。

あぁぁぁ…。
今日も走りかよ…。
でもラッキー(*^▽^)/
走ってると優美亜も見えるし。
あの一生懸命な顔が可愛すぎなんだよなぁ。
これも幸せの1つ。

―「コラコラ!スピードアップ!!」
ん?
テニス部かぁ?
優美亜がスピードをぐんと上げる。
チョー無理してる。
がんばれよ…優美亜。

「……?友也?何見てんの?櫻井?」
秋弥が聞いてきた。
ガフッ……。
図星だし…。
何でわかんだよ!!!!!!!
「…まぁな…」
そう言うと秋弥がニヤリと笑った。
「好きなんだよな?櫻井のコト」
「あぁ。そうゆう秋弥は?」
ちょっとこわかった…。
秋弥も優美亜が好きななのか……。
「…ぷっ!ないから。だってさぁ…胸ないじゃん!」
サイテーだ…(汗)
てか、観察力ヤバっ!
つーかどこ見てんだよ!
「ひでぇな〜。てか、エロい!」
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