恋愛中学生
どうしたらいいのよ…。
「沙優莉…ありがとう」
「いつもの優美亜の方がいーよ?」
沙優莉はそう言ってどっか行ってしまった。
あーあ。
ダルい〜…。
その時……
「優美亜!?大丈夫かよ」
友也が話し掛けてくる。
大丈夫かよって…友也が別れたからでしょーが!
「あぁ?まぁまぁ…」
「じゃあ質問ね?性格変わった?オレ」
………。
特に変化はない。
「別に?」
「じゃあまだ戻れない…」
「あっそ…もうい…んん!」
友也にキスされた。
ちょっと!!!!!!!!!
場所考えろ!!!
私は友也の胸をガンガン叩いたが無駄だった。
「優美亜?今、もういいって言おうとしたよな?次そーゆーコト言ったらマジ襲うよ?」
やっと唇が離れたかと思うとこんなコトを言う。
しかも最後ニヤついてた。
襲う???
ふざけんじゃない!!!
「はぁ?!?友也のバカ!!」
私はポカポカ友也の頭を叩いた。
「いててててて!!!…ククっ♪」
なんか笑われた。
「な、なに?」
「いやー、いつもの優美亜に戻った気がする♪」
友也……。
私を元気づけようとしてたんだね。
ホント優しい…。
「うぅ…。バカァ…」
「おバカさんはどっち?」
友也が微笑む。
ドキドキする。
ん???
ドキドキしたの久しぶり??あれれ???
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