恋愛中学生
7月

☆届かない恋(1) side☆優美亜

はぁ…。
もう7月じゃん。
暑いなぁ〜。
そんな思いで学校に向かう。
今日は1人で学校に向かう。
友也と秋弥は朝練に行っちゃった…。
私は朝練ないんだ〜。

友也も秋弥も無事退院したし。
あっ。
秋弥は別の病院に運ばれていたらしい。
どうりでいないわけですよ〜。友也〜。←(超バカにしてる)

―ミーンミーンミーーン
セミが鳴いてる。
まぁ夏だしね。
私セミ大嫌いなの。
気持ち悪いし…。
鳴き声も聞きたくないよ。
あっ!!!!!!!!!!
アイポッドで音楽聞こう!
そうすればセミの鳴き声も聞こえないはず。
♪〜♪〜
リズムにノリながら歩いていると………
―クシャ
ん????何か踏んだ。
何だろう?
………!!!!!!!!!!!!
うわぁぁぁぁぁ!!!!
セミを踏んだー!!!!
しかもお気に入りの靴。
私は全力疾走で学校に向かった。
汚いっつーの!!!!!!

「おはよう♪優美亜」
玲子が私の肩に手を置いてきた。
「最悪〜セミ踏んだの…」
「ぷっ……アハハハ!!!」
私は泣きながら言ったのに玲子はその真逆。
大爆笑だよ。
「ひっどー!玲子も踏め!」
「やだね〜♪べー」
「待てー!!」
廊下は走っちゃダメだけど走って玲子を追いかけた。
あとちょっと!!!!!!
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