Reality~切ない恋の唄~
「あなたがしたことで、犠牲になる人間がいることを忘れないでね。」

私のせいで犠牲になる人…

龍二先生だって、
あの写真が撮られなけばこんなことにはならなかった。

私はまた誰かを犠牲にしてしまうんだろうか。



「この記事は私がなんとかするわ。でも、二度目はないと思いなさい。」

私をにらみつけたまま、
厳しい口調で言いはなった。



「本当にすみませんでした…」

うつむき加減で社長室を出る私。



しょんぼり廊下を歩いていると、
誰かとすれ違った。
< 335 / 372 >

この作品をシェア

pagetop