俺様アイドルとオタク女のキケンな関係


リビングに行けば、頭の真ん中がつるんとした、堂々と下着姿になって着替えをしているオジサンがいる。


「どうしていつもここで着替えんの、お父さん!?」


このハゲオジサンこそ、あたしのお父さんなのです……。


「細かいこと言うなよ、実來。気にしない気にしない、ワッハッハッ!」


何がおかしいのかケラケラ笑いだすこの親父。


いつもながら言っても、効果ゼロだ……。


「実來とパパは仲良いわね。」


ピンクのエプロンを外しながら微笑むお母さん。


そして、天然なのかずれているお母さん……。


「いや、ちがっ」


言おうとしたけど、それは遮られる。



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