恋屑(コイクズ)-短編集-
No.18

休みの日の朝は


携帯のメール受信音で起きるともうお昼頃だった。




いくら今日が休みの日だからって寝すぎたな、と思いながら起き上がろうとすると腰に激しい痛みがはしる。




結局起き上がれずまたベッドに逆戻り。とりあえず目が悪い私はメガネをかけ部屋の中を見渡す。





私の腰の痛みの原因の君はどうやらもう起きたみたいで、部屋には私だけ。





なんだか二日酔いのせいか頭も痛いけど一人で部屋にいつまでもいるのはせっかく二人とも休みなのにもったいないから気合いをいれて起き上がる。





部屋にある鏡で自分を見るとかなりひどい顔色だけどまあ、いっか。





君がいるであろうリビングへ行くとコーヒーのいい香りがする。





君はソファーに座りコーヒーを飲みながら新聞を読んでいた。




寝癖だらけでパジャマな私に対して君は着替えも済ませてあって優雅な雰囲気。




私が起きてきたのを見て優しく笑いおはよ、と君は言う。





私もおはよう、とかえしてまだ顔も洗ってないけど君に抱きつく。





そんな私を君は読んでいた新聞を片付け抱きしめてくれる。




甘えん坊だな、と言いながら私の長い髪の毛を優しく撫でる君。




私は髪は長いと邪魔だから本当はショートが好きだけど君が長い方が似合うって言うから伸ばしてる髪の毛。




君が優しく撫でてくれるのが好きだから髪の手入れはすごく頑張ってやっている。




全部ぜんぶ君のため。





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