あきら、19歳
あきら、18歳





四月






大学生になった。

高校生の頃にしていたスーパーのバイトを辞めて新しいバイトをしよう。
大学の入学式までに決まったらいいな。

求人誌をみて、学校に行く途中にある可愛いカフェを見つけた。
結果は不採用。

仕方ないから第二候補のカフェの面接を受けた。
結果は採用。これから頑張ろう。


大学の入学式
高校時代は全く縁のなかった恋愛が大学で見つかるといいな
そう思ってわくわくしていたけど
自分の学部は女の子ばっかり
少ない男の子はいまいち…
やっぱり恋愛なんて無理なのかな?


バイト初日
やっぱりカフェの店員さんはカッコイイ人や可愛い人が多い。
仕事を教えてくれた先輩はちょっとカッコイイし優しい。
こんな人が彼氏だったらいいのにな…


バイト二日目
今度は女の先輩が教えてくれた
美人だけどちょっとキツそう
苦手だなーと思ったけどバイトが終わった後にご飯に誘ってくれた。

『私ね、ホステスしてるんだ。これ内緒ね?』

ホステス?

『男の人と楽しくおしゃべりしてお酒飲むお仕事だよー。キャバクラみたいな感じかな?』

キャバクラみたいな所で働いてる人がこんな身近にいるなんて、驚いて言葉が出なかった

『あきらちゃん、やってみない?化粧とか教えるからさ』

そんなキラキラした世界に私が入っていけるの?

『元は悪くないんだし!絶対磨けば輝くよ!どう?』



…はい


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