君と桜の木の下で。
「俺達さ…すれ違ってるよな」





「うん」





ナツ君はゆっくり話し始めた。





「俺らさ、このまま付き合っててもお互いダメになると思うんだ。」





「うん…」





「今はさ、自分のことを考えて…それぞれの未来を作っていくべきだと思う。」





ナツ君は私の目をじっと見た。





「これからの未来にお互いがお互いの未来にいるって信じたかったけど…今のままじゃ無理だと思う。」






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