未熟な天使 *恋と心理学と彼とわたし*
「あれ。どうしたの?」
「/////」
「時田の顔、赤いよ?」
机を挟んで向かい合って座ってるから、ただでさえ近いのに。
まじまじと顔を覗きこまれて──
ダメッ!!
噴火寸前!!!
「は、早く日誌書いてよ!」
「そうだったね。はい、かしこまりました」
くすっなんて笑ってから、またシャープペンを握り日誌を書きだす。
「/////(◇*■!★£◎₩☆○∞▲∃!!!)」
なに? いまのはなに!?
どういうつもり?
もうーっ、意味わかんないよー!