結婚契約~私の旦那さまは碧い瞳の社長様~《完》
 夜明け前…俺は目を開けた。


 俺のベットの下で…座布団を並べ…タオルケットに包まり仮眠する母さん。


 俺は自分で額に触れて…熱が下がったことを確かめる。


 ふと俺はカーテンを開けて出窓の外を見つめた。



 夜明け前の空。


 地平線には眩いゴールドの陽光。


 でも空はパープルカラー……。


 俺はずっと空を眺めた。

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