結婚契約~私の旦那さまは碧い瞳の社長様~《完》
「俺には関係ないけどさ。あのホテルのフロアは…スイートルームしかな
いフロアで…父親と娘で来る場所じゃないから…」
「……」
如月さんは私とあの人の関係に勘付いている!?遠回しだけど…そんな
ニュアンスが含まれていた。
「……水割り作って…」
考え込む私に如月さんが水割りを要求。
そう言われても…さっきも失敗して…
純子ママに注意されたトコ。
「……どうしたの?」
「わかりました」
水とお酒の配分は教えてもらった。私は意を決して…水割り作りに挑戦!
「ぷっ」
如月さんは吹き出し笑い!!
「…水割り一つ作るのに…目を血走らせる…キャバ嬢って初めて見た…ははっ~」
人が必死に作っているのに…如月さんは大笑いした。