結婚契約~私の旦那さまは碧い瞳の社長様~《完》
 「それがさんざん…社内で浮名を流し…遊んだ…男の末路ですか…。17歳の
無垢な少女を騙して…結婚するなんて神がそこまでヒドイ男とは思ってなかった」


 咲……弥!!!?


 「俺たちの方から…結婚は止めるように言った方が良さそうだな~」


 蓮!!!?


 「俺と若菜は…愛し合っているんだ!!余計なことはするな!!!」


 此処でキッチリと言っておかないとこいつらは絶対に若菜にマジで言いやがる。


 「「……」」


 二人は俺の態度に圧倒され、また無言。


 「神が向きになるなんて…本当にマジみたいだな~咲弥」


 「みたいですね~。でも…ホンキなら…夜遊びはしない方がいいかと」


 「『ピンキー』には俺の方から出入り禁止と言っておいてやる」


 「えっ!!!?いや…それは……」

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