嘘の恋愛から理想の恋愛へ (あの時あなたと出逢って良かった)
壊れた心
私の名前は、

木下 愛
高校三年生

現在付き合う条件は…


愛してくれる人。

私が飽きたら捨てる。
好きじゃない人。

これが一番楽な恋愛…こんなに臆病になっちゃった。




それは…

私は小さい時から自分の居場所がなかった…。


両親が共働きで帰ってきては、仕事の事で大喧嘩になり、私と妹は八つ当たりの日々だった。



今から二年前に初めての彼氏が出来た。

その人とは、ナンパをされて付き合う様になった…。
女の子の気配を感じながらもそれでも家で居るより楽しかった。


初めての彼氏で自分でもびっくりする位大好きになってて私と居てる時間は私の物だから女の子居てても全然良かった☆


別に浮気現場にあわないならそれで良かった☆





けどそんな自分は甘かった。






そんな私に呆れたのかな…。


――――――――――着信

090ー××××ー××××
――――――――――

ある日、知らない番号から電話が来た。




(誰だろ?)







この電話に出なかったら私はまだ臆病者にならなかったかもしれないのに…。
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