声の届く場所。
私と山田君と新学期。
翌日。


教室に行くと、もう既に、


羽衣ちゃんと岡原くんは席に着いていた。


「怜ちゃん昨日ぶりー」


「戸田、はよー」


「あ、おはよー!」


二人は、何故か教科書を広げていた。


「あの・・ 二人、何やってるの?」


まさか、この短期間で勉強大好きに


なったとか?
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