声の届く場所。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・それより、お前は手伝わなくて
いいのか?」


それまで、また静かに読書をしていた


山田君が、岡原君に向かって言った。


「ん? いんじゃね?・・・・いてっ!?」


「陽汰、何休んでるのかな、お前は?」


岡原君のお父さんのパンチが、岡原君の


後頭部に直撃。


・・あ、今沢山岡原君って言った気がする。


「うーわー、美味しそー、えっ、ちょ、
四種類!?」


羽衣ちゃんの驚きと喜びが混じったような


はしゃぎ声で、我に返ると。
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