声の届く場所。
「あ、良いね!」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・三人?」


「あたし、怜ちゃん、山田君とやら」


言っている最中に、既に羽衣ちゃんは山田君の


腕をがっしり掴んでいた。


「・・・・・・・・・・おぞましい」


「くない! おぞましくない!」


「・・あははー」


私も山田君の腕を持たされて、苦笑いしながら


羽衣ちゃんとともに山田君をゲームセンターに


連れ込んだ。
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