声の届く場所。

山田君side.

・・さて、戸田さんは行って


しまった。 今更だが、この


クラスに友人と称せる奴は居ないに


等しい。 一人で、何を飾り


付ければ良いって言うんだ。


一応席から立ち上がり、


壁にもたれ掛かる。
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