あめ。
目を開けると周りには何もない。そこは、紫のようなピンク色に包まれていた。


る「んっ…ここは…何処…?」


辺りを見回すと、一本の道が見えた。他の道は何処にも見当たらない。


あるのは、その一本の道のみだ。


いかにも怪しげな道だ。ずっと奥に続いているようだったが、その奥が見えない。



進まなければ、何も始まらない。何故かそう思った。内心では何か悪い予感がしてならなかった。



しかし考えた末、その道を進むことにした。





少し歩いてみたが、奥は全く見えない。



る「何この道…全く先が見えないじゃん…」


ブツブツそう言って、ほっぺたを抓ろうとした時



後ろから声が聞こえた。



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