なんで伝わらないかな…
なぜイライラしていたのか…


それは親が原因だった。


「奏斗!!


あなた高校どうするの?

今のままじゃ
駄目じゃない!

奏斗はやればできるんだから!

しっかり勉強しなさい!」


「うるせぇ!


ほっとけよ」

「!?奏斗!」

母さん…


あのときはごめん…

実は俺不安でいっぱいだったんだ。

中学三年の冬

母親がうざったくて

家を飛び出した俺は公園のベンチに座っていた。

「マジ

うぜー…」

そのときの俺は…

いわゆる
『反抗期』だったんだとおもう。

何もかも嫌で


自分じゃコントロールできなかった。
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