キミだけをずっと
今日の練習も終わり、教室へ戻った
「そういや愛美、合格発表っていつ?」
「うーん…、あと一週間かな」
「そうか〜」
杏里達が机や椅子に座って話し始めた
「確かその日ってさ、愛美の誕生日よね!?」
「そうだった〜!」
璃沙がビックリした声で私に指を指し、杏里と紗良は向かい合い思い出したかのように
「そうだね、確かに」
私の誕生日は3月3日
結構簡単だし、覚えやすい
案外忘れられない日でもなる
「じゃあ、その日はどこか食べに行くか!」
「イェーイ♪」
璃沙が幹事になり、ますますテンションが上がり始めた
「始めてだな〜、皆で遊ぶの!」
私の呟きに璃沙たちはニコッと微笑んだ