キミだけをずっと



今日の練習も終わり、教室へ戻った



「そういや愛美、合格発表っていつ?」


「うーん…、あと一週間かな」


「そうか〜」



杏里達が机や椅子に座って話し始めた



「確かその日ってさ、愛美の誕生日よね!?」


「そうだった〜!」



璃沙がビックリした声で私に指を指し、杏里と紗良は向かい合い思い出したかのように



「そうだね、確かに」



私の誕生日は3月3日


結構簡単だし、覚えやすい


案外忘れられない日でもなる



「じゃあ、その日はどこか食べに行くか!」


「イェーイ♪」



璃沙が幹事になり、ますますテンションが上がり始めた



「始めてだな〜、皆で遊ぶの!」



私の呟きに璃沙たちはニコッと微笑んだ






< 161 / 221 >

この作品をシェア

pagetop