キミだけをずっと



その頃、私はというと…


杏里、紗良と璃沙カップルを遠くで見届けていた



「夏みたいに熱いね、あそこは…」


「そうだね…」



隣にいた杏里が周りをキョロキョロしていた



「ねぇ、どうしたの?」


「さっきまで佐野を囲んでた女子達が、いないんよ!」


「え!?」


「ちょっと、愛美?捜さなくていいの?」


「あっ、そうだね!」



そういって、大樹を捜しにまた学校の校舎へと走って行った




残された二人は、走っていく私の後ろ姿を見届けながら



「じゃあ、うちらは帰ります?」


「マック行こうよ!お腹空いた〜♪」


「いいけど、杏里が奢ってくれるんでしょ?」


「そこは割り勘でしょ〜!」



紗良は杏里の肩を組んで校門を出て行った





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