始まりと終わりの間
「そろそろ出してよ。チャラ男の監視はゴメンだ」

「どこまで行く?」

「家」

「何ならホテルでもいいぞ?」

アタシの顔を覗き込みながら言った。

「相変わらずのバカだな」

アハハッ!冗談だよ!

そう言ってアクセルを踏んだ。

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