カレカノ。

放課後



―――――――……


「ゆー、用意終わったか?行くぞ?」


「う、うん」



実は聞かれる前からとっくに用意は終わってて……
でも席を立つ勇気が出せなくてずっと座ってた。

それを知ってか知らずか蓮から声をかけてくれた。



うん。
有難いんだけどさ……

これから長い放課後になりそうで……


少し憂鬱でため息したくなる。



「おもいっきりため息つくなよ」


「へ?」


まさか私………
本当にため息しちゃった?


「あ、えっと…ごめん。ほら、2人で出かけたことなかったじゃん?ちょっと緊張してさ…つい」


正直に話すと今度は蓮がため息をついた。


「なんだ…安心した」



「え?」






< 16 / 16 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

キミとあたし

総文字数/10,790

詩・短歌・俳句・川柳60ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
大切な人に。 いつも想ってるのに 素直じゃないあたしは 言葉に出せない。 むしろ キミに悪態ついちゃう。 そんなあたしだけど キミが好きなんだって 伝えたい。 だから……… せめて 文字にしてみました* ちょっとずつ 増やしていきます*
グレデレラ

総文字数/29,837

恋愛(その他)88ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
「お姉様? これやってもらえます?」 「え。」 「あら、お姉様。 私の頼みを 聞いて下さらないのですか?」 「…も…もちろん、聞くわ」 なんかお姉様より強い? 「はぁ? なんであんたなんかとこんなことしなきゃなんないのよ!?」 「あんた、気ィ強いのな」 そう言うと王子様は にやりと笑いました。 あれ? 王子様も性格悪い? こんな2人が出会ったら どうなる? ゆっくりまったり更新中* *感謝の気持ち。 PV数がいつの間にか 1000を越えていてビックリです! 1000なんて まだまだかもしれませんが それでもすごく嬉しいです* 完結していない グレデレラを読んで下さっている皆さんに感謝です(*´`) ありがとうございます! 読んでない方は 興味を持ったら 読んでみて下さい★

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop