空の竜〜リュウに選ばれし者たち〜


なんとかなる。


じゃなくて。



なんとか、するって言うんだね。



そんな大ちゃんが、わたし



大好きだよ。





大ちゃんに、優しく抱きしめられながら


わたしも大ちゃんにそっと、寄り添うようにしていた。



優しいスキンシップが嬉しい。



とたんに、大ちゃんの腕の中で、ぎくり!!




「どうした?」



大ちゃんが、離れて、聞いてくる。




わたしは答えようがなかった。


無言のまま。


きっと、顔を真っ赤にしてる。






そう思っていると、大ちゃんが話しだす。




「安心しろや。もう、二度と、あんな無理やりなことはせんから」


「う、うん」




大ちゃんの顔を、そっとみながら、わたしはうなずいた。



あれ?


これでいいのかな?


本当に、もう


何も、しないのかな・・・



って!!



わたし、なに


考えて!?


なしなし。

今のなし。

大ちゃんの言うことが、一番!



その通り。




「わかったな?」




ほらね。


ちょっと、えらそーな大ちゃん。



だけど

リュウを思い出したのは、なんでだろう。




ああ、

なるほど。


二人って。



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