バイバイ、大好きだったよ。






・・・あと2・3分で5時だ。






緊張で落ち着いていられなくなって、なぜか掃除をし始めてしまった。






気がつくと掃除に集中しすぎて時計の針が5時30分を指していた。







・・・龍は・・・・・・・・・きてない。







ちょっと遅れてるだけだよね?・・・そう信じたかった。






チッチッチッ・・・









時計の針の音だけが家中に響いている。料理も冷めきしまった・・・。






もうすぐ6時だ。
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