INCOMPLETE A PICTURE BOOK
俺は最低だった。
いや、現在進行形かな?
潤の願いをなんとなくしりながらも、俺はただ一つしかない権利を奪い取った。
それはどれだけ謝っても取り返せない過ちだ。
許してもらおうなんて思ってなかった。
そんな厚かましいこと、できるわけなかった。
“離婚した両親”
それに関する願いがあった潤。
その願いを叶えるために猛勉強して、青春を捨てる気持ちで、何もかも捨てる覚悟でやっていた潤。
俺はそんな“一生懸命”を利用した最低男なわけだ。