生徒会長とぁたし。

「……………」



なんて言ったら良いのか分からない。



それに気づいた生徒会長は


「ちょっと来い」



と、ぁたしの腕を引っ張って…



人気のない水のみ場へと連れていく。



廊下ですれ違うみんなの目がぁたしを見ているようで、とても恥ずかしい。



「…は、離してくださいっ!!」



腕を振りほどこうとしたけど、聞こえてないのか、腕を掴む力は変わらないまま。



力、強いなぁ。



とか、冷静に思ってしまうぁたしがいて。
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