生徒会長とぁたし。

ポケットの中に手を入れると、まだほんの少し残っている生徒会長の温もりがあの紙から感じられて…



少し嬉しいとか思ってしまう。



ぁたし…好きになって良いのかな?



ぁたし…愛して良いのかな?



詩音は、ぁたしに一言も声をかけなかった。



多分、気を使ってくれたんだと思う。



そう思いたい。
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