年上彼氏

ケンジ視点 確証

さやかと夕飯済ませて


くつろいでいると、リコちゃんからメールがきた。


[キスしてたでしょ]

俺は、リコちゃんが見てるから、わざとキスした。メールも予想していた。


何度がやり取りしていると、さやかが怪訝な顔をした。


『めずらしい…誰とメールしてるの?』


『あ。いや、唐津だよ、店の』


返信はあっという間にくる。


<ケンジさんとのキスがきえちゃった>


奴にキスされたところ…見た。胸がモヤモヤしたんだ。


俺は携帯を閉じてカバンに放り投げ、さやかを抱きすくめた。



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