幼なじみとの甘い恋♪

「でも、田山くん…彼女いるしね…」

グサッ


「何で早く告白しなかったの!?」
「それは~…」

怖いからです。

「まあ、今さら言っても遅いけど~」


里奈は呆れた顔で言った。

「すみません…」


~陽平 Side~


―昼休み

俺は、友達の拓也とご飯を食べていた。


「お前…実行委員やってのって…」
「ん?桃香がやったからに決まってんじゃん」

そう、俺は桃香が好き。

栞と付き合ってるのは、桃香を忘れるためだ。


「やっぱりな~。じゃあ早く告っちゃえよ」
「栞はどうすんだよ」
「自分で考えろ~」

と、拓也は紙パックのジュースを飲んでいる。


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