Sky☆Love ~俺の彼女は空を飛ぶ~
「んと…
結論から言うわ…
さっきの彼
真壁亮介っていうの…
仁美に…
さっきの彼女に…
”寝とられた”…の」
「ぶっー、ゲホッゲホッ」
グラスの水を口に運んでたオレは、
芹沢みなみの口から、
そんな言葉が出るとは全く想像つかなかったため
見事に、ぶちまけ
テーブルを汚してしまった…
「うわ…
な、なにやっとんのーっ」
たたんであったおしぼりを
すぐに手に取り、
テーブルをササッと拭いた
「わ、ワリィ…
ってか、お前、大丈夫なのか?
あの同僚CAとダチなんだろ?
なんで、また…
はぁ…
オンナって、わかんね…」
ソファーの背もたれに
深く身体をあずけ…
顔を天井にむけた
「私だって…
その時まで、友達だと…思ってた…
だけど…
現場…見たんやもん…」
持っていたおしぼりを
ギュッと握りしめ
テーブルのグラスをじっと見つめてた