Sky☆Love ~俺の彼女は空を飛ぶ~

「で、お前
それで、平気なのか?」


目を伏せてた芹沢みなみが、
顔を上げ、大きな瞳が見開いた


「平気じゃない!

今日のパーティだって
行きたくない…

だけど…
このままじゃ私の気持ちがおさまらんの

だから…」


オレに救いを求めるようにじっと見つめる芹沢みなみ…


「…もしかして、何か企んでるのか…?」


「……」


ゆっくりと首を縦に振ると
カバンの中から
正方形の小さな箱を取り出し、
テーブルの上に置いた


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