Love sick
『………………はい。』



振り返ると金髪に長めの髪を

ツンツンにセットした、

いわゆるギャル男系の男が立っていた。


『突然すみません〜。

僕スカウトなんですけど、
夜のお仕事とか風俗とか

興味ありませんかぁ??』

見た目にしては丁寧。(笑)

『あ〜ないですね!!』


いつもならこう言っていたのに………

この時私は学費に頭を悩ませていた。


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