彼はあたしに優しく嘘を吐く
「信吾は?」

「ゴメン、病室から追い出した。一人じゃないから……」

ドクン…。

「いいよっ…病室に呼んでも…」

「日和…」

藍は一瞬迷ってから病室の外の信吾に声を掛けた。


すると…。

髪が綺麗に巻かれていて、派手目の化粧の女…。

「ねぇ~信吾~この子、信吾の妹なんでしょ?可愛い~」

えっ…。

藍は目を丸くした。

妹?あたしが?何で?
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