幼なじみの二人。*+ -完-
~輝の気持ち~
「あれ??
光、こんな所でどうしたんだよ?」

「漣♪
漣こそ、どうしたの??
こんなとこで。。」

「この近く通りかかったらお前いたから……。
コイツ、誰?」

誰は、こっちの台詞だっつーの!!?
光って気安く呼ぶなよ……(怒)
光の隣は俺の場所なのに。。

「輝。
幼なじみなの。」

少し微笑む光。
その笑顔はこの男に向けられてるんだと思ったらイライラして来た。

「そ。
今から帰んの?」

「お母さん今輝のお父さんとレストランでご飯食べててさ、私と輝で先に家帰ろうって言ってたんだ。
でも、私家帰っても暇だし鍵持って無いって事で漣の家行こうっかな~??って思ってたんだぁ♪」

俺以外の男の前で可愛くすんなよ……。

「じゃ、俺ん家行こ。」

光に触るなよ。

グイ。

「え??
輝………?」

「光に触んな……。」

漣と言う男をその場に残し、光の腕を引っ張っる。
自分でも何でこんな事したのか、分からなかった……。


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