dear family

2.出会い

思い切って出てみたのはいいけど...
お金もないし、行くところもないよ。


すると、

「ねえねえ。きみ一人?
おじさんと遊ぼうよ。
結構だすよ~?」

ニヤニヤしながら近づいてきた。


最初は嫌だった。
だけど私が必要とされるのはこれだけだと思った。
そう「援助交際」。
コレこそが私の居場所だとおもった。


でも援助交際をしたあとは手をきる。
リストカットだ。


そんなとき、私と同じくらいの男が近づいてきた。

「一緒に遊ばん?
おれひましてんけど....。」

ナンパか....

「お金くれたらいいよ?」

相手はびっくりしている。


「援助交際なんてしたくないわ!
なんかもーお前ほっとけん!
俺の彼女になってや(笑)」
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