幼なじみの甘い××。Good night baby★
「くそー、いいなぁ……」
頬杖をついて、寝顔を眺めてみる。
「眠れる森の王子様」――そんなお話があったら、今ここに寝てるハル兄が、まさにその人だろう。
組んだ長い指とか、
光に透ける茶色の髪とか、
チョウチョでも止まりそうな鼻先とか、
魔女好みしそうなノドボトケとか……
「画になるなぁ……」
ホント、いつの間にこんなにカッコよく育ってたんだろう。
童顔のまま成長が止まってしまったあたしっていったい……とか思いながら、薄っすらと開いた唇に目が行った。