魔女が涙を流す夜~リンドブルムの剣~






誰とも、話をしないから。





どんな嫌な事があっても、

溜め込むしかなくて。






それが嫌で、

そんなくだらない事で悩む自分が嫌で





・・・・・・・孤独な自分が嫌で





真っ黒な空のした、



闇の空間の中で思い切り



泣き叫んだのが始まりだった。






偶然にも・・・・それを観た奴も多々居る。
顔を合わせてしまった時なんて、
最悪としか言いようが無い。
苦手、なのだ。
人となんて、関わらないから。



そういう時。



私は、真っ黒なマントを翻し、
立ち去ることくらいしか、できない。








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