S・S・S
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センターハウスの2階、DJブースに行く途中の螺旋階段を上ると、正面にはカフェがある。
…そう、シュンくんの働いてるカフェが。
階段を上りきったところでそのことに気付いて、しまったと思った時には、もう遅かった。
そこには、満面の笑みを浮かべたシュンくんと、カフェのバイト仲間、そして何人かのDJ仲間も集まっていた。
「サラさん!おはようございます。やっと復帰されたんですね!昨夜は、よく眠れましたか?」
「………シュン、くん。」
「この日が来るのを、待ってました。やっぱり、サラさんがいないと寂しいですね。」
しまった、忘れてた。
あたし――… シュンくんに、はっきり自分の気持ちを伝えてない。
「やぁーん。2人とも、見つめあっちゃってー!朝からラブラブじゃない、もう!いいなぁ、いいなぁ、うらやましいっ!」
「モモ…」
……なんて生き生きしてるのかしら、この子。
心底楽しくてしょうがない、といった表情だ。
シュンくんは、というと、カフェスタッフの子たちに頭をはたかれたりして、冷やかされてる。
照れたように、はにかむ彼。
この雰囲気じゃ、何も言えないじゃない…。