ただ今恋愛中・・・

あたしは、西尾蓮の身の危険を感じ全力疾走で奴の元へと走った。

たった10m程の距離をマラソン大会の時よりも早く走った。

あと1mという所まで来たとき、西尾蓮が口を開いた。

「は…「あああぁぁぁぁぁぁ」」

とっさに、あたしは、頭を抱え、ヒステリックのように叫んだ。

そんな、あたしの変わり果てた姿を見て、先輩と西尾蓮は駆け足でやって来た。

わけでもなく、(何こいつ)とでも言っている様な目であたしを見つめ、後ずさりした。

思いやりの欠片も無い奴らを見たあたしは、頭の中で何かが切れる音がした。

「やいやい、兄ちゃん、何やその目はよぉ~。ふつーさぁ人が頭抱えて叫んだら心配して来るんちゃうんか?あぁん??後ずさりなんかしよって!!お前らには、思いやりの欠片も無いんかっ!!このバカたれがっ!!!お前ら何かな*+#%$¥*〇×以下じゃっ!!!この*+*¥#%$野郎がっ!!」

訳の分からない暴言を吐いたあげく、怒ってドンドンと音を鳴らしながら体育館を出て行ったあたしを(は??)っとでも、言った様な顔で見送ったのは、他でもない体育館に居る全ての人間だったことを、あたしは知らない。

「「なんだ・・・アイツ・・・」」

そう言って、2人はあたしを見送った・・・。
< 35 / 36 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop