意地悪な君の彼女は大変
「ごめん、私、用事があるんだった…!」
あたしの親友…閏だった。
「じゃぁ、あた「俺が送るよ!!」」
峰くんはあたしの声を遮って、閏と帰ろうとする。
はぁ!?
「峰くん、ちょっ…!」
あたしが引き止めようとした頃には、もう二人は喫茶店の外で…
この空間に残ったのはあたし達だけになってしまった。
相変わらず沈黙…。
耐え切れなくなったあたしも帰ろうと席を立った。
―――――――が、
「…なに、帰ろうとしてるの?」
さっきまでのことが嘘のようにニコニコしている瑚珀の姿がそこにあった。