二人だけの秘密~主従関係にもう、うんざり!?~
「俺は、どこでもいいよ」

「映画は?」

「いいんじゃね?」

「じゃあ、行こっか?」

「ああ」



二人で、映画館に来て、どれを見るか悩んでるあたし達。

「これは?」

「そうだね これにしよっか」

二人が選んだのは、ラブ&ミステリー系。

「ポップコーンいる?」

「あたしは、要らない」

「じゃあ、俺も ジュース買って来るから、待ってて」

「うん」


「お待たせ」

「ううん ありがと」

雫があたしに買ってきてくれたのは、桃ジュース。

あたしは名前にちなんで、桃が好き。

それをちゃんと、覚えてくれてた雫にきゅんとする。

「もう入れるから、入ろっか?}

「うん」



映画が始まった。
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