二人だけの秘密~主従関係にもう、うんざり!?~
人が殺されている場面に、思わずゾッとした。

理由は結構リアルだったから。

それに気付いて、手を握ってくれる雫。

また、胸がキュンとした。

優しくギュッと握ってくれる手が「大丈夫」といってるような気がした。



「楽しかったね」

「少し、恐かった?」

「だって、リアルすぎたんだもん」

「確かに ちょっといきすぎだったな」

「めちゃくちゃ恐かったし~~」

「まぁ、俺的に、不謹慎だけど桃が恐がってる姿は可愛いからいいけど」

雫のファンが絶対に聞けない台詞。

あたしだけの雫。

でも、少し離れてまさかあんな事が起こるなんて思わなかった・・・
< 89 / 102 >

この作品をシェア

pagetop