〔野いちごGP参加〕見えなくなる一瞬



















しばらく目立ったことはしないように


仕事に集中した













その頃学校から留年決定の電話がきた






「どうする?通信に編入するか?」
あたしのこと考えてくれるんだね
でもあたしはもう汚い









「うんん。学校やめて学校いくなんて
あまたったれてらんないから働く」




「そっか、がんばれよ」



「うん、先生ありがとね」







そのあとたわいもない会話をして
電話をきった









人の暖かい気持ちに触れるたび
心に温かい¨何か¨が溢れてくる






けど今のあたしには必要ないもの




そんなものあったら復讐なんてできないもん











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