―2人のイケメン兄弟と私の1秒―[完結]
*


「勇斗、準備できたよ。」


「おぉ、梓制服似合ってる。」


前の学校の制服はブレザー

勇斗は制服を褒めたと思うけど、自分が褒められたみたいで嬉しい。


「あ、ありがと。それより急がなきゃ!」


「じゃあ、後ろ乗って。」


自転車に乗った勇斗がそう言ってきた


「え!?無理だよ、私重いし…」


「んな小さいくせに…早く乗らねーと、遅刻するぞ!」



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